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2025年 新年のご挨拶

皆様、新年明けましておめでとうございます。
旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
地域の方々の暖かいご支援、たくさんのお客様との出逢い支えられ、心より感謝申し上げます。

昨年は12月27日に無事、2024年の営業を終了することができました。
2020年にこの店を開店してから、5度目の新年を迎えることを嬉しく思っています。
私たちのカフェに訪れるお客様はそのほとんどが穏やかで好奇心旺盛な方ばかりなので、私たちも飽きることなく仕事を続けることができていると思います。

また昨年10月から私たちは民泊事業を開始しました。
まだ始まったばかりの宿泊施設ですが、今のところは多くのお客様にご利用いただけたことを感謝申し上げます。
ご宿泊いただいたお客様もカフェに訪れるお客様と同様に礼儀正しく好奇心旺盛な方ばかりな事なので、毎日が興味深いです。
数ある宿泊施設の中から、神戸でも過疎が進む町の宿泊施設にわざわざ来訪いただける事は本当に有り難いことです。
2025年は大阪万博も開催されるので、多くの外国人観光客の来訪が予想されます。実際に大阪万博の時期に合わせての予約や問い合わせも多くいただいていることを幸運に思います。
遠方より遥々で来訪されたお客様に今後も満足してご利用いただけるように、精進を続ける所存です。
また、そういった宿泊者様と簡単でも良いので交流できることを、私たちは楽しみにしています。

2024年はカフェでの業務より民泊事業の準備に労力を要した1年だった気がします。
その中でも多くの業者様と一緒にお仕事が出来たことは私たちにとって、忘れられない時間になりましたし、恩義も感じております。
今後も今回の「プロジェクト」に関わっていただいた事業者様とは協働体制やご縁が継続することを願っておりますし、飲食事業や民泊事業を通じてでも、もしくはそれ以外の方法でも私たちがお力添えができる機会がありましたら、ご協力できればと思っております。

私たち2人だけで始まった小さなカフェが時間が経過して、私たち以外に頼れる「仲間」が出来たことを誇らしく思っております。
そして、それと同時に私たちも誰かにとって、頼れる「人材」になれるようにこれからも精進する所存です。

・・・とは言うものも、カフェも民泊事業もまだ数年しか運営していない新参者の私たちにできることが多くないことは自分たちが一番で自覚しています(笑)
民泊事業を始めてからは頻繁に「地域貢献」とか「地域活性」について、地元の方やお客様にお声がけいただいたり質問されることも増えたのですが、私たちのような「外様」の新参者には縁が薄い言葉のように感じています(笑)

そもそも「地域貢献」とか「地域活性」が具体的にどういった状況を指すのか?を私たちは理解していないので、その答えが分かれば積極的に関与するかもしれませんが、自分たちで自らの賭金を引き上げて、「地域活性」という大風呂敷を広げるには私たちは力量不足です(笑)
私たちは元々は大阪から移住した「外様」ですし、町の片隅の「小さなカフェ」という立場をとても気に入っています。

カフェを4年間、運営してみて気づいたことは、私たちが単純に「お客様との交流を楽しんでいる」ということなんだと思います。
それは幸運にも私たちにカフェに訪れるお客様が穏やかで好奇心旺盛な方ばかりだから実現が可能だったのだと思います。
そして新たに始めた民泊事業が、また新たに穏やかで好奇心旺盛な方を多く、誘うことを私たちは願っております。

カフェも民泊事業もそれ以上に多くのことは望みません。
なので、カフェも民泊事業もそれが実現できなくなかったら潔く辞めるのが正しいのでしょう。

もちろん、それはまだ先の話ですし、今はただ、新たな出会いが昨年より多く訪れるであろう2025年を心穏やかに迎えられること嬉しく思います。

当店は少し長い正月休みをいただいておりますので、2025年の営業は1月6日(月)からとなります。

世間では物価上昇や天災など、まだまだ不安な日々が続きますが、どうか本年もご贔屓のほどをよろしくお願い致します。