【大丸 神戸店】NEO平成レトロ展を観覧しました
2026年5月9日に大丸 神戸店で開催していた「NEO平成レトロ展」を観覧して来ました。
2025年の夏に東京で開催された際は3万人以上の動員を記録した「NEO平成レトロ展」が神戸で開催されるということで、お邪魔しました。
「平成」から「令和」に改元されてから、まだ8年しか経過していないのですが、「平成」という時代がもうすでに「レトロ」と呼ばれるには早すぎる気もしますが、「平成」という時代をリアルタイムで生きた私たちにとっては興味深い展示会です。

会場には若い人が多いのに驚きました。
平成時代に流行したグッズやカルチャーを現代に取り入れる若い方が流行しているようです。
そう言えば、私たちのカフェに訪れる若いお客さんの中に店内をi-Phoneではなくて、古いデジタルカメラで撮影されている方も何人か見かけたこともあります。
その時は「古い機材を使っているな」くらいの印象しか持ちませんでしたが、密かに「平成レトロ」ブームが巻き起こっているとは知りませんでした。

私たちは「平成」という時代をリアルタイムで生きた世代なので、展示はどれも「懐かしい」ものばかりなのですが、過去に使用していた形状の携帯電話が展示されているのを見た時は、何だか恥ずかしい気持ちにもなりました。
私たちが使っていた携帯電話は当時は「最新」だったはずで、誰もが憧れる象徴だったはずなのですが、数十年後には「ガラケー」と言われて、過去の遺物の象徴として展示されているのです。
私たちはのズボンのポケットに入っているi-Phoneも数年後には「懐かしい過去の遺物」として未来の若者が珍しがっているかもしれない、と思うと少しの憂いを感じます。

展示されている「平成」の展示物は、どれも当時は最新で当時は大流行して、人々の生活に革命を起こすには十分なものばかりでした。
携帯電話もそうですし、Microsoft Windows 95やi-Podなどは現在も形状を変えて、私たちの生活に大いに貢献していますし、デザインも今より昔の方が優れている、と思う展示も何個かありました。

家電製品やゲーム機は特に過去に遡れば遡るほど、デザインやカラーリングに個性を感じますね。
もちろん、機能性は今の機械の方が間違いなく高品質なのですが、「昭和」や「平成」に製造された家電製品やゲーム機は、開発者の主張や世の中を変革してやるという意志を感じ取りますね。

私たちは、未だにPlayStation2で遊ぶこともあるのですが、この時代の「ソフト」や「ハード」はゲームの楽しみ方や概念を変えたと思います。
PlayStation2が発売されたのは2000年だったと思います。
25年前に私がPlayStation2で遊んだ時は確かに「未来」を感じました。
その後にPlayStationは「3」「4」「5」と続いて、きっと「6」に向かうのでしょうが、今はただのナンバリングといった感じで、機材のナンバリングが新しくなる度に、少しの微調整と販売価格が変更されるだけで「革新」を感じられなくなってしまいました。

「モノ」が溢れすぎた現代では、PlayStation2のような「最先端」はもう味わえないかもしれないのかもしれません。
改めて、「平成」という時代のど真ん中でPlayStation2で遊んだことである、という幸運を展示を通じて、噛み締めました。

展示は主にその時代に流行したものを中心に紹介されていたので、「平成」という時代だけに、ただただ消費された商品も数多くありました(笑)
今では誰も欲しがらないし、入手できない消耗品です。
その際たるものが「ファッション」のような気がします。

「平成」に流行した「ファッション」の展示は、何だか「恥ずかしい」気持ちが強くて直視できませんでした。
わたしは展示されているような当時の流行した「ファッション」に左右されたことはないと思うのですが、当時は展示されているような服装の人は街中に多く溢れていました。
恐ろしいことに、当時はそれが「良い」とされていたもので、今の価値観とは異なるものです。
それは「宗教」のようなもので、他人が「良い」といっているから過剰に流布して、やがて「流行」へと変化したのでしょう。
それが、数十年を経て過去の遺物として、現代に展示されるのは何とも皮肉な感じがしました。

「流行」とは恐ろしいもので、「モノ」や「コト」の本質や性能とは関係なく、声の大きな誰かの一声で起こりうる恐ろしいものだと「平成」が教えてくれるような気がします。
「昭和」と比べると、少しだけ虚無な30年間にも感じますが、私たちはリアルにその時代を生きたのです。

平成を生き抜いたものとしては「NEO平成レトロ展」は大いに楽しめたと思います。
もし何十年後かに「NEO令和レトロ展」のようなものがあれば、きっと足を運ぶと思います(笑)
そのためにも「令和」という時代が革新的で希望を感じる時代であることを願うばかりです。
Spot: NEO平成レトロ展
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