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【古民家再生日記 着工11日目】「左官」屋さんがやって来た

着工11日目。昨日に「足場」組みを完了したので今日から「大工」さん以外の業者の方々も作業を開始することができます。トップをきって古民家を訪れたのは「左官」屋さんです。

今回のリノベーションは壁面の仕上げももちろんですが、今回の改装で庭、玄関や店舗の入り口などコンクリート仕上げの箇所が多くあります。その前段階として、現状の物件の不必要なコンクリート部分を剥がしにやって来てくれました。

まず驚いたのは、その仕事のスタイル。この10日間は「大工」さんと一緒に過ごすことが多かったのですが、彼らは作業中にほとんど喋りません。黙々と作業します。建物に響き渡るのは小気味の良い彼らの金槌やノコギリの音だけです。

しかし「左官」屋さん、現場に到着して最初にした仕事は、iPhoneと自前のサウンドスピーカーをBluetoothで繋ぐでした(笑)

昨日まで無音で殺風景だった現場にBillie Eilishやあいみょん・米津玄師など、Pop Musicが大音量で流れます。これはこれで気分が上がるし「悪くない」と私は思っていたのですが、「大工」さんたちはどう思っていたんでしょうか?(笑) サウンドスピーカーから流れて来た音楽は絶対に「大工」さんたちが聴いているはずもない選曲のものばかりでした。きっと明日からも音楽は流れ続けます(笑)

音楽の影響があってかどうかはわかりませんが、「左官」屋さんの作業はハイペース。順調。不要なコンクリート部分を小気味よく崩していきます。

「左官」と聞いてまず最初に思い浮かべるのは、鏝台と左官鏝で壁にパテを塗る人、というイメージだったのでしたが、こういったコンクリートの「解体」も業務の一貫なのですね。よくよく話を聞いていくとコンクリートの「解体」だけを専門にしている業者もあるようです。世の中には本当に多くの職業があるものです。

(私はほとんど別班作業だったのですが) 「補強」作業もかなり順調で1階の店舗部分も梁や支柱の「補強」をほぼ終えることができました。

建物が日に日に強くなっているのを感じます。全ての作業に関われないのは残念ですが、1日の終わりに朝に見たときより建物が表情を変えている様を目の当たりにすると確かな「充実感」を得ることができます。面白い「仕事」です。そして色々な「出会い」があります。

家に帰ったとき、「刺激的な毎日」を送っていると心地よい「疲労感」が教えてくれます。