【古民家再生日記 着工22日目】1日中、壁について考えています
着工22日目。本日は火曜日。日曜日と月曜日が祝日でお休みだったこともあり、久しぶりに身体が軽いです。しかも世間はお盆休み。今週の現場は火曜日から始まって木曜日で終わり。なので今週は実質3日間の勤務となります。体力的に余力を残したまま、金曜日から日曜日までの3日間のお盆休みに入ることができそうで、とても有難いです(笑)
先週はほぼ「左官」チームに合流していたので「大工」チームの作業の進捗状況をあまり把握していなかったのですが、「補強」作業は先週でほとんど完了していたようです。建物の弱い箇所を強化できたので、今週からは「造作」に入ります。そして今週と来週にかけて作業するのは外壁です。

先週に「左官」チームで「解体」した外壁はコンクリート部分が剥がれて、現在は丸裸の状態なので、不要な木材を剥がし、新たな板材を貼り付けていきます。高所作業ですし、木材を運んだり、カットしたりする作業ですので、やはり危険を伴います。

現場の足場には仮組みで設置しただけの木材もありますので、そういった危険な木材には油性マジックで「のるな」という文字が記載されています(笑) こういった工夫が現場の安全を確保しているので、とても重要な工程です。そして、こういう危険性を伴った作業が日に日に増えていると感じています。現場の作業が順調な証拠でもありますし、作業が「仕上げ」段階に入っている、と感じています。より集中力が求められると感じています。

作業はすこぶる順調で、丸裸だった外壁に板材が無事に貼り付けられていきます。この後、「左官」屋さんがこの板材にモルタルの外壁を塗ってくれるのですが、それはまだ先の話。

「左官」も含めて外壁が完成するのはまだまだ先ですが、こうやって板材でも壁が出来たことで安心感が違います。さすがに丸裸の外壁では雨風が防げませんから。
本日も作業は順調に終了。あいも変わらずヘトヘトになって帰宅。シャワーを浴びて夕食をとり、その後は…

建物の壁紙を家族と一緒に選定します。壁紙のカタログは東リ株式会社様から送っていただきました。この東リ株式会社様。私は勉強不足で存じ上げなかったのですが、兵庫県に本社があって床材やカーペットを取り扱う会社のようです。資本金68億円・従業員数1,800人なので、むちゃくちゃ大手企業です。存じ上げなかったのが恥ずかしいくらい。
そして、このカタログは本当によく出来たカタログなので見ていて勉強になります。カタログは1冊1kgくらいの冊子が4冊。どの壁紙も素敵で見ていて全然、飽きないのですが、とにかく分量が多すぎます(笑) 組み合わせが無限すぎる。全然、選定が終わりません。
こうやってカタログを眺めていると、壁紙の数だけ選択肢があって、その裏にはそれぞれのスタイルや生活が透けて見えてきます。私たちは「古民家リノベーション」という選択肢を選びましたが、カタログを眺めていると壁紙を通じて違うスタイルや違う生活も本当に興味が湧いてきます。
今までの人生では、当然ですがあまり壁紙について深く考えたことはありませんでしたが、建物の壁紙1枚で生活や人生が大きく変わりそうな気がしてきました。私が見ていたのはカタログではなく、今は1冊の小説を読み終えた気分です。
現在の時刻は23時。東リ株式会社様のカタログを片手に気づけば、朝から現場でも壁と向き合い、帰宅してからも壁と向き合っています。
