【古民家再生日記 着工27日目】外壁工事 5日目
着工27日目。水曜日。本日の最高気温はなんと38℃。今年、一番の暑さです。毎日、朝を起きるとその日と次の日の天気(主に最高気温)を確認するのが日課になってきました。「大工」さんとも話していたのですが「今週の暑さを乗り切れば来週からは気温が下がる」らしいですが、38℃が35℃になっても身体のキツさは変わりません(笑)
今年は熱中症でもうすでに100人以上が亡くなられています。私は室外作業をしているので、これは他人事ではありません。熱中症対策として「大工」さん達は「個人冷却器クールベスト」なるものを着用されています。ベストの中から冷風が吹き、身体を冷やす仕組みになっており、バッテリーで稼働します。それを着用していると身体的には楽なようです。私はクールベストなど持っている訳ないので、Tシャツ1枚で現場に向かいます。熱中症対策として、私はよく頭から水をかぶります。最初は気持ち良いし、身体も冷えるのですが、室外作業をしていると15分で水は乾くのであまり意味はないかもしれません(笑) あと、水分補給は欠かせません。計算してみたのですが、現場にいる間に私は平均4リットルの水分を補給しているようです。全部、汗として流れ出ますが、健康的な日々を私はどうにか送れています。
現場は今日も「大工」チームと「左官」チームの2チーム編成。私は外壁「解体」作業を任されます。

「解体」すべき外壁も残りわずかで本日が外壁「解体」の最終日です。約140平米の外壁を無事に「解体」を完了しました。

ここ数日間は、ずっと金槌とバールでコンクリートを殴り続けてきたので、両手はボロボロです。この歳になって手にまめが出来るとか、野球部員に戻ったような気持ちですが、全部をやり遂げたと言う充実感があります。ここから外壁に板材を貼ってモルタルを塗りつけないといけないので、行程的にはまだまだ完成までは程遠いのですが…
午後からは「左官」作業に合流。浴室の土間打ちに合流します。

土間打ちに合流します…と言っても、なんの知識も技術も無い私に出来る事と言えば、コンクリートミキサーで製造した室外のコンクリートを室内(浴室スペース)に運ぶ、くらいです。しかし製造したコンクリートはまずまずの重量で、それを持って絶え間なく何往復もするので、まずまずの重労働です。2往復したくらいで両腕と太ももはパンパンに。本当に野球部員に戻ったような気持ちになりました(笑) 私はただコンクリートを指定された場所に流し込むだけなのですが…

…「左官」屋さんはそれを左官鰻で整えます。つい5分前までは泥々のコンクリートだったのに、「左官」屋さんの手にかかれば、水羊羹のような美しい仕上がりに(笑) しかも、ただ美しく整えるだけではなく、水平レベルまで計算されているようです。匠の技です。
匠の技…と言えば、「大工」チームも2階のリビングスペースの床板を本日に貼り終えました。

歩くたびに軋んで、隙間だらけだった古民家の床板が「この上で少しくらい暴れても大丈夫」くらいの強度の床板が「大工」さんによって敷かれました。もちろん水平レベルも完璧。この上にフローリングや畳を設置しないといけないので、こちらも完成までの道のりはまだ遠いのですが、職人さんたちの素晴らしい仕事ぶりを目の当たりにすると、今日一日の疲労も少しは癒されます。感謝。
