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【古民家再生日記 着工32日目】引き続きで壁面工事です

着工32日目。火曜日の朝。起床して真っ先に感じたのは右手首の痛みでした。昨日は終日でインパクトドライバーを使っての作業だったので、右手の普段は使わない筋肉を酷使してしまったようです。昨日だけで何本のネジを打ったかは検討もつきませんが、慣れない作業をするとすぐに身体に影響するのですね。握力がもうないです(笑)

あと、この数週間はずっと高所作業をしている影響もあり、膝から下の足が痛いです。高所作業は「足場」が組んでいるので、まっすぐ正体を保って作業をしているのですが、高所で身体が強ばっているのか?バランスを過度に保とうと無意識に筋肉を使ってしまい、想像以上の負荷がかかっているのでしょう。身体は正直です。年齢を感じてしまいます。

しかし、高所作業は本日も続きます。建物の外壁に引き続きで板材を貼り付けます。朝に起きた時は身体が痛くて「これは仕事にならないかも」と思うのですが、現場に出てくると不思議と痛みは忘れるものです。周りの「大工」さんもどんなに疲弊をしていても現場で弱音は吐かれません。なので一番、能力が劣る私が「疲れた」「痛い」みたいな顔をしながら仕事する訳にはいきません。少しでも「大工」さんの作業についていけるように必死です。

本日は壁面作業に加えて、2階の床面の墨出しも行いました。墨出しとは仕上げ工事の前に建物の柱の中心線や床・壁の仕上げ面の位置など、工事の基準となる線を構造体などに記す事で前回に構造調査で使用した「グリーンレーザー墨出し器」が今回も大活躍。

建物の水平ラインを床板に記していきます。この建物、現状では水平・垂直ラインなどはもはや存在しておらず、床面も四角形というより菱形に近いらしいです(笑) これから室内に壁板を設置する際にバランスを見ていただけるので全く心配していませんが、延床面積はどうしても少しだけロスをしてしまいます。建物自体はそれでもとても広いので、私は全然で気にしていないのですが「大工」さんに申し訳なさそうに、それを説明されてしまうと、こちらが悪いことをした気持ちになってしまいます(笑)

この現場作業に参加するにあたって、私は「施工主」としてではなく、現場内で序列が一番下の「大工」として仕事に向き合いたいと思っていました。会社員を長く続けて、弱ってしまった精神と肉体を鍛え直すためです。最初は「大工」さんたちも私を「施工主」として気を使いながら、仕事をしていると感じることもありましたが、最近では一番下の「大工」として私を認めてくれていると感じます。「大工」さんたちの休憩時の飲料水を当然のように私が近所のスーパーに “パシリ” にお願いされるようになったくらいから特にそれを感じるようになりました(笑) ありがたいことです。

もちろん「施工主」として「大工」さんから現場で意見を求められることもあるので仕方ない面はあるのですが、今は「大工」としてこの現場を楽しんでいるので、自分が「施工主」であるという事実は意図的に忘れるようにしています(笑)

話を少しだけ戻して墨出しの話。2階の床面の墨出しは本日で完了。現状は床板を貼っただけの広大なスペースなのですが、こうやって壁の位置やドアの位置をマーキングするだけで、これからこの空間がどうなっていくか?イメージしやすくなりました。むちゃくちゃ大きな設計図を見ている感じです(笑) 明日からは1階の床面の墨出しも始まります。いよいよ建物の内部の造作が本格化してきました。

…とその前に外壁の板張り作業。難易度の高い作業ですので本日に目標工程までは達成できませんでした。

今日も何本のネジをインパクトドライバーで打ち続けたか数え切れません。仕事が終わって帰宅した途端に手首の痛みを感じ始めます。あと、ここ数週間で私はずっと高所で作業しています。高所への恐怖はありませんが、足首への負担を感じています。この外壁の板張り作業も明日には完了しそうなので、早く地上に戻りたいです(笑)