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【古民家再生日記 着工10日目】古民家に突然やって来た屈強な男たち

着工10日目。本日も古民家の「補強」作業が続きます。「解体」作業と比べると「補強」作業は地味な作業で、しかも目に見えて変化が少ない作業なので、先週よりスローな1日を過ごしています。もちろん身体的にはきついですし、作業としても重要な工程なのですが…。

私たちが「補強」作業をぼちぼちとすすめていた午前10時すぎ。小麦色に日焼けした肌にダボダボの作業着。身長175cmくらいの大柄の体型に鍛え抜かれた肉体。そのまま新日本プロレスのリングに上げても問題なく戦えそうな男たちが古民家にやって来ました。

どうやら彼らは「足場」屋さんらしいです。世の中には色々な業者があるもので「足場」を組むだけを専門に取り扱っている業者さんのようです。先週に「解体作」業が完了した際に「来週くらいに「足場」屋さんに来てもらおう」という話はしていたのですが、特に日付の指定はなく、彼らは突然でやってくるのですね(笑)

そして彼らの仕事の手際が良いこと。鉄柱をトラックから降ろすとすぐに「足場」の組み立てを開始。この古民家、接面道路が狭いので「足場」を組むのが大変だと思うのですが、12時前には殆どの鉄柱の組み立て作業を終えていました。

「足場」屋さんの作業が終わったのは午後14時過ぎ。途中で昼食もはさんでいたので僅か3時間程度で約30坪の物件の「足場」を組み終えた事となります。「大工」さんの予想では「「足場」を組み終えるのに2日くらいはかかるかも」との読みでしたが、僅か3時間で彼らはその作業を完了してしまったのです。そして「足場」屋さんが現場を去った30分後、兵庫区は突然の雷雨に見舞われました。彼らの作業がもう少し時間を要していたなら彼らはずぶ濡れ、作業も中断していたでしょう。

しかし、彼らは雨を事前に見計らったように、雨が降る30分前に作業を終えて、涼しい顔で帰っていったのです。格好良すぎるやろ!?

そして「足場」屋さんが物件の外面に「足場」を迅速に組んでくれた事によって、工事全体の作業が一気に進みそうです。「足場」を組んだことによって「屋根」「外壁」の作業に入ることができます。これはかなり大きなアドバンテージでスケジュールをかなり前倒しで開始することができます。

「足場」屋さんには感謝しかありません。3時間しか現場におらず、風のように去っていったので感謝の言葉を伝えられなかったのですが、次回に「足場」を撤去しに来られる時は、しっかりと感謝を伝えたいと思います(笑)

「大工」さんに「足場」屋さん。手に職をつけた専門職の方々の作業を間近で見られることは本当に貴重な経験です。この後、古民家のリノベーションに関わる専門職の方々の仕事もしっかりとこの目に焼き付けたいと思います。彼らのその「技術」や「プロ意識」に深い敬意を込めて。

世の中にはきっと色々な専門職があって、そこに技術者がいて、そういう方たちは世の中には認知されないのですが、そういう方たちの確かな「技術」の上に我々の生活が成り立っていることを改めて再認識しました。多分、会社員をずっと続けていたら、胸に刻めなかったことです。