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【古民家再生日記 着工18日目】店舗スペースに床板を貼りました

着工18日目。水曜日。先週まで梅雨だった、という事実をもう完全に忘れ去ってしまうような快晴。本日の最高気温は35℃。軽く身体を動かしただけでも汗が吹き出るような蒸し暑さの中、本日も作業が開始されます。

本日も「補強」作業です。「補強」作業も今日で11日目。この作業、素人の私にはどこまで行ってもゴールが見えません(笑) 建物はもうこれ以上ないくらいに「補強」されていて、震度6くらいの地震が来てもビクともしなさそう、なくらいに強固になっているように感じるのですが、「大工」さんからしてみたら「まだまだ」らしいです。あと何日で「補強」作業が完了するかはわかりませんが、それが終わった時には古民家改め「要塞」になっているかもしれません。

「補強」作業と言うと、震災や災害など、いつ起こるかわからない危機に備えて梁や支柱を増強したり、鎹や筋交いを打ったりなどの木材や金具を追加したりする作業をイメージしがちですが、それだけではありません。建物にとってもっと身近で厄介な存在は湿気です。湿気は木材を腐らせ、時にシロアリなどの害虫を呼び寄せます。それを防ぐために、木材に防腐剤を塗りつけるなどの対策はしているのですが、今日はそれに加えて石灰を床面に撒きました。

学生時代にグランドに白いラインを引くために利用していた石灰。それくらいしか身近に感じる場面がないように思われたのですが、実はこの石灰、脱臭湿気吸着に優れ、浄化作用もある優れものらしいです。今まで気づかなかったのですが、お菓子などに入っている乾燥剤には石灰(厳密には酸化カルシウム)が使用されているようです。石灰にそんな効果があるなんて知らなかったですし、私たちの生活の中で活用されているなんて気づきませんでした。

その石灰を地面にまんべんなく撒きます。これで建物の湿度が軽減されるようです。こんなアナログな手法で建物の負担が軽減されるのですね。しかも比較的で安価で手に入りやすい石灰です。「石灰の除湿効果は永続的に続くわけではないから定期的に床下点検孔から地面に撒いてあげると良い」という「大工」さんから有難い助言をいただきましたので、私も引越しした際は、石灰を新居に常備したいと思います(笑)

石灰を撒き終えた後は床板を設置。写真は店舗スペースの床板です。こうやって床板が設置されると何となくですが店舗の面積がイメージ出来るようになります。そして何より「いよいよ始まるんだな」という緊張感を感じました。この上に畳を設置したり、壁面をおこしたり、キッチンを配置しなければならないので、まだまだ完成には程遠いのですが、これはお客様を迎え入れるための空間の床板です。決して広くはありません。なので大型店のような多くのお客様をもてなす事はできませんが、地元の方々に長く愛されるような店舗になることを願っています。

そして「安全」であること。「大工」さんがこれだけ手塩にかけて「補強」してくれた建物ですので、もしお客様がたくさん来店されたとしても恐らくビクともしないと思いますけど(笑)