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【古民家再生日記 着工7日目】本日で解体作業が終了しました。

着工7日目。本日は火曜日。実は昨日の月曜日は現場は「お休み」でした。というのも、いつもこの物件の「解体」に入ってくれている「大工」さんたちがどうしても違う現場に行かなくてはならない、という事情があり、私は「お休み」ということに。会社員時代には考えられないような、突然で降ってわいて出たような「お休み」。違う現場に行くことになった「大工」さんには申し訳ないのですが、ありがたいことです(笑)

訳あって他の「大工」さんより1日、多くの「お休み」をいただいているので今日はいつもより頑張らないといけません。といきたいところですが、この現場は本当に作業が順調で何と「今週末までかかるだろう」と予想されていた「解体」作業が本日で全部屋、完了いたしました。

私も微力ながら工事の力になりたいと全力を尽くしているのですが、やはりプロの「大工」さんには到底で敵う訳なく、そのペースについて行くのが精一杯です。ここまで最高の仕事をしてくれている「大工」さんたちには頭が上がりません。そして「大工」という仕事の奥深さを感じています。

特にこの「解体」という作業は本当に奥行きがあります。そして「解体」を突き詰めて行くと「こういう構造になっていたのか?」という発見があり、次の「設計」「建設」に活かされる訳です。

『破壊なくして創造なし』という言葉を残したのは、今は亡きプロレスラーの橋本真也氏ですが、その言葉の深さを思い知っています。

そして、よくよく思い返してみると「解体」があって「再構築」する、というプロセスは「デザイン」を考えるときにも当てはまる所があります。クライアントや商品をよく分析し理解することで、良い「デザイン」が生まれます。この「解体」の部分の精度が低いと、どんなに小手先が器用でも「再構築」つまりは「デザイン」に失敗します。

自分の経験したことのない異業種の職業を知ることで己の職業の基礎を再認識できた良き1日となりました。

余談ですが、古民家の「解体」作業をしているとその過程で色々な出会いがあります。「いつ作られたんだ?」というような古い家電や食器、何に使っていたのかわからない隠し扉など。その中でも印象的だったのが畳の下にひかれていた古新聞でした。その新聞の日付は「平成元年8月2日」のデイリースポーツで……

近鉄バファローズが1面トップでした(笑) デイリースポーツがパ・リーグを1面トップで掲載する時代があったのは驚きですし、その球団が9年後に消滅するとは当時の人は思いもよらなかったでしょう。

ちなみに阪神タイガースの記事は2面。

その時の阪神タイガースの先発メンバーは、1番 真弓 → 2番 和田 → 3番 岡田→ 4番 フィルダー → 5番 田尾 → 6番 大野 → 7番 木戸 → 8番 八木 → 9番 中西。ファミスタでしか見たことのないスターティングメンバーで、おそらくこの時期が阪神タイガースにとって、最も深い「暗黒期」だったと思われます(笑)

会社員時代に飲み屋で聞いた「1990年代の阪神タイガースを知っている阪神ファンは面構えが違う。本当の阪神ファンや」という言葉を思い出しました。これも名言です。