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【古民家再生日記 着工41日目】36mm、傾いている壁

着工41日目。天気予報は雨の予想でしたが、今日も朝から雨は降らず。午後からは強い雨が降るとの予報ですが、昨日も天気予報は外れていたので、あまり気にしすぎない事にしました(笑) 神戸の空は厚い雲が覆った状態なので、まぁいつかは雨が降るのでしょうが…。

厚い雲が太陽を隠してくれたおかげで気温は少し下がります。平時と比べると今日は快適な作業環境です。雨が降る前に可能な限り作業を進めなければいけません。

本日は「左官」屋さんは合流せず、私は「大工」チームに合流。久しぶりの室内「造作」作業です。「大工」さんの人数も引き続きで増員していただいているので、作業はかなり進んでいます。

上は2階の北側の部屋の写真です。もう内壁の下地はほぼ完成していました。かなり順調です。

私は2階の南側のリビングの「造作」に入ります。今日はその中でも特に難易度の高い壁の「造作」作業に入ります。1階から2階へ上がる階段を仕切る壁なのですが、高さ2.5mくらいの壁の最下段と最上段を計測すると、36mm傾いていました(泣)

36mmの傾きと言われても、パッと見ではそれに気づくことは出来ません。「大工」さんが所有している「工具」とそれを正しく使用することで、36mmという傾きを実際に計測することが出来ます。そして「36mm、傾いている」という事実を知ってしまうと急に不安になるものです(笑)

傾きを修正するために、傾いた支柱の上に仮の下地を格子状に設置して、全く新しい壁(現状は下地だけ)を「造作」していきます。仮の下地と言っても水平レベルや垂直レベルはもちろん誤差1mm以内です。かなり集中力を要する作業です。私もかなり慣れてきたので、最近では手際が良くなってきたと思います(笑)

現場で作業している時は私は「大工」の一員だと思っているので、「施工主」の立場は忘れるように努めています。しかし、家に帰るとやはり「施工主」として新居での生活を想像してしまいます。その際に考えるのは、これだけ1mm、0.5mmに拘って水平・垂直レベルを整えていただいている部屋ですので、必ず整理整頓しなければいけない、というプレッシャーです(笑)

私たち夫婦は比較的で綺麗好きなので整理整頓はできる方だと思うのですが、これだけ丁寧に仕事をしてしまうと、机の位置や家具の置く位置が壁や床から見て、平行でなかったらかなり気になりそうです(笑) 新居に引越しをした際は「大工」さんに敬意を込めて、テトリスのように適切な位置・平行感覚を保ったまま家具を配置したいと思います。

実際、この現場に入るようになってから今まで無かった視点を得るようになっていて、それはまるで「職業病」のようなものです。今、住んでいる住居(賃貸)もここ数日で垂直レベルや水平レベルが気になり始めています(笑)

そう言えば、今日も雨は降りませんでした。その甲斐もあってか作業は今日も順調に終了。36mmという内壁の傾きも本日の作業できっちりと修正されました。他のフロアの作業の進捗は把握していないのですが、建物の内部の「造作」も順調に下準備が進んでいます。