【古民家再生日記 着工49日目】屋根の改修工事 2日目
着工49日目。本日は月曜日。また新しい1週間が始まります。先週は「屋根」屋さんが瓦を撤去してくれたので今日の朝の時点では古民家の「屋根」にはブルーシートが貼られていました。先週は日曜日に少し雨が降ったので雨漏りが心配だったのですが、幸いにも建物はブルーシートに守られたようで、雨漏りなどの被害はありませんでした。
今週から本格的に「屋根」の改修工事が始まります。まずは先週末の雨をしのぐために「屋根」に暫定的に貼ったブルーシートを撤去します。

私は本日は「屋根」チームには合流せず、建物内の軽作業。…というのも先週の瓦の撤去作業の際に発生した大量の土が「屋根」の隙間から2階(正確には2階の天井に敷いた断熱材)に溜まってしまいました(泣)

先週にせっかく天井に敷き詰めた2階の断熱材ですが、天井から取り外して土を落とします。

作業が完了した時には2階の床板は土だらけ。土のホコリで部屋が真っ白になるほどでした(泣) そしてそれを片付けるのが大変でした。埃まみれになりながら床に落ちた全部の土を拾い集めるのに午前中の作業で費やしてしまいました。
「屋根」チームは建物内で「屋根」から落ちた土の片付けに私が手間取っている事を知ってか知らずか順調に作業は進みます(笑)

「屋根」にベニヤ板を設置していきます。改修前の「屋根」の下地は穴だらけだったのでこれで一時的には雨と風は防げます。

改修前のこの古民家は増築部分?に瓦を葺かずにガルバリウム波板を葺いていましたが、その部分から特に雨漏りが多かったです(泣)撤去してみてわかったのですが、ガルバリウム波板は少し触れただけでボロボロと崩れ落ちるほどに錆びて劣化していました。何年もこの建物を守ってくれていたガルバリウム波板なので悪くは言えませんが、「大工」さん曰く「この素材の寿命は10年程度」とのこと。この建物は10年くらいは空き家だったので、もうその頃には役目を果たせていなかったのではないかと予想されます。いつに葺かれたガルバリウム波板かわかりませんが、大往生です(笑) 丁重に供養します。
「屋根」にベニヤ板を貼り終えると、その上にルーフィング(防水シート)を貼っていきます。

これでほぼ雨漏りの心配は無くなります。先週から唐突な通り雨などで辛酸を嘗め続けましたが、これでもう安心です。建物の内部が雨で濡れることはもう無いと思われます。「屋根」屋さんは明日からカラーベストを「屋根」に葺いていってくれるようです。作業はかなり順調です。
「大工」チームは2階は「屋根」から落ちた土の片付けなどに手間取って思うようには作業が進みませんでした(2階で作業していた「大工」さんは私も含めて全員が咳が止まらない状態でした(泣)が、1階の内部「造作」はかなり順調でした。

1階北側の店舗スペースの内壁に石膏ボードが貼られました。しかも、よく見るとこの石膏ボード…

…なんと2層構造になっています。この壁面は隣が民家に接しているので壁を厚めに設計してもらいました。このスペースは店舗ですし、(あまりいらっしゃらないかと思うのですが) 大きな声でお話しするお客様も中にはいらっしゃるかもしれませんので、念のため防音対策を施しました。
お店を運営するにあたって、近隣住民様のご理解はかなり重要です。特にこの物件は商業エリアとは言え、隣接するのはごく一般的な民家なので、なるべくでご迷惑をおかけしないように私たちはできる限りの準備しなければいけません。
それはこのリノベーション工事も同じ……と格好をつけたかったのですが、今日はこの現場が始まって以来で初の残業をしてしまいました(泣) 17時30分以降は大きな音を立てての作業は控えていたのですが、…今日はどうしても本日中に完了してしまわないといけない作業が発生し、やむ終えずで少しだけ残業をしてしまいました。近隣住民の方々にはご迷惑をおかけしたと思います。申し訳ありませんでした。
リノベーションの作業自体は順調なのですが、そこに至るまでの準備で不手際が多く、工事全体を考えれば「あまり良い状況では無い」というのが現状です。「大工」さん曰く「今週が勝負の1週間になる」とのことだったので、その本気度合いが月曜日から残業という形であらわれてしまいました。
私もこの大事な1週間で可能な限りで現場に貢献したかったのですが、大事な初日を「土の片付け」で多くの時間を費やしてしまったのは何とも不甲斐ない限りです。頭からつま先まで全身が土まみれになって帰路につきながら、明日以降の挽回を誓うのでした。
