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【プロレス観戦記:DRAGONGATE】2023.7.2 兵庫・神戸ワールド記念ホールを観戦しました

KOBEプロレスフェスティバル2023

2023年度もDRAGON GATEにとって年間最大のビッグマッチとなる神戸ワールド記念ホール「KOBEプロレスフェスティバル 2023」の現地観戦に行って参りました!
KOBEプロレスフェスティバルは私にとっての毎年の恒例行事。新型コロナウィルスは依然として猛威を振るっておりますが、感染対策を十分に施して前年に引き続いて今年も現地観戦することしました。
前年大会とは違って、今年は何も帰省される事なく声出し応援も可能となっているので、会場に熱気が戻ってきたように感じます。

KOBEプロレスフェスティバル2023
7月2日(日) 15:00試合開始 兵庫・神戸ワールド記念ホール

今年は2階席のチケットを取ったのですが、会場全体が見渡せるので、これはこれで観やすいです。今まであまり気に留めた事がなかったのですが、ライティングの演出もこだわりを感じて、新しい発見があり、1階席とはまた違う楽しさがありました。

今大会は、新日本プロレスNOAHなど他団体のレスラーとの試合もカードに組み込まれていました。プロレス団体は他競技に比べて、団体ごとが「閉鎖的」な運営が多く、交流戦などはあまり多くないのですが、新型コロナウィルスの流行を機に普段は敵対していたプロレス団体での交流戦が増えつつあります。
これはプロレス史にとって歴史的な瞬間と言えます。DRAGON GATEは比較的て小さな団体なので、新日本プロレスNOAHの大手のプロレスラーが参戦することは、これまた凄いことなのです。

プロレスは「試合内容」がもちろん重要なのですが、プロレスに至るまでの「過程」も大切です。
私なりのプロレスの楽しみ方の一つに、「コスチューム」があります。
「試合内容」もさることながら「コスチューム」も選手ごとにコンセプトがあり、それぞれに特徴を有しています。キラキラした「コスチューム」を纏った選手は「試合内容」もやはり派手です(笑)
試合前の入場も彼らの見せ場です。
キラキラしたものが大好きな私は、「コスチューム」がきっかけで選手を好きになったりもします(笑)
今大会で他団体となる新日本プロレスから参戦した高橋ヒロム選手は私のお気に入りの選手の一人なのですが、彼の「コスチューム」は彼自身を具現化したような「コスチューム」と言えます。
入場から試合も含めて、今夜に多くの声援を集めた選手の一人でした。
またプロレスの試合としてはYAMATO選手と高橋ヒロム選手のシングルマッチが今夜のベストバウトだったと思います。

KOBEプロレスフェスティバル2023
7月2日(日) 15:00試合開始 兵庫・神戸ワールド記念ホール

今大会でとても印象深かったのは、子ども達の声援が多く感じました。
プロレスは「ベビーフェイス」と「ヒール」がわかりやすい競技なので、子ども達もそれを理解しているようで「やっつけろ〜!」「ジェイがんばれ〜!負けるな〜!」などと、かわいらしい声援が会場から聞こえていました。
プロレスと聞いたら、高齢なファン層をイメージしがちですが、実際には全年齢・全性別で楽しむことができる競技だと改めて感じました。

KOBEプロレスフェスティバル2023
7月2日(日) 15:00試合開始 兵庫・神戸ワールド記念ホール

どの試合も印象的だったのですが、最も記憶に残る試合となったのは、やはりメインの金網5WAYマッチなのではないでしょうか。
マスクマンとして活躍している選手を5人同時にリングに入れて、最後まで負け残った一人がマスクを剥ぎ取られるという残忍な試合。
プロレスの試合というより興業的な意味合いが大きい試合なのですが、最終的に敗れたのはメキシコ出身のヒールレスラー・ディアマンテ選手。
彼はプロレスラーとしての実力は確かなのですが、覆面レスラー・外国籍選手・ヒールレスラー・・・と団体の「主役」になれる要素が少なかったので、あまりここまで目立つことはありませんでした。彼が言葉を発する場面を今まで見たことがなく、初めて彼の声を聞いたような気がします。
涙ながらにDRAGON GATEの相談役立場のウルティモドラゴンをリングに呼び、スペイン語で何かを話した後、最後は潔くマスクを自分で剥ぎ取りました。
スペイン語はよく理解できませんでしたが、彼の演説は何処かグッとくるものがありました。
今後はディアマンテ改めて「ルイス」としてDRAGON GATEのリングで戦うとのこと。

試合には敗れたが、リングの中央に立ち勝者より敗者が目立つ、ということはプロレスには時折で起こります。
ディアマンテ」として悪役を演じている時はあまり多くの声援を集めることはありませんでしたが、「ルイス」として戦う明日以降は、ファンから愛されることは間違いなさそうです。
なぜなら・・・「ルイス」選手、かなりの美形レスラーでした(笑) 何故、今までマスクで顔を隠していたのか理解に苦しみます。
マスクを剥ぎ取った瞬間から女性ファンが一気に増えたと思います(笑) 今大会の一番の勝者はディアマンテ改めて「ルイス」選手です。

2023年の「KOBEプロレスフェスティバル 2023」も笑いあり涙ありのDRAGON GATE
2024年のプロレスフェスティバルが今から待ちきれません。