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【古民家再生日記 着工3日目】24枚の畳を運ぶ…

着工3日目。初めての晴天に恵まれたこの日。工事現場に新しい仲間が加わりました。

首振り扇風機です。この存在感たるや、本当に現場が一気に明るk…いや、涼しくなりました。「土壁」の解体作業で発生する細かい「土」が宙に舞うのは少し難点ですが、身体に爽やかな風が当たるたびに、ほんの一瞬だけ幸せを感じることができます。

会社員時代は冷房の効いた部屋で快適に作業していたので、扇風機のありがたさなんて感じたことはなかったのですが、こういう場所で活躍していたのですね(笑) 扇風機の風も心地よいもので新居にも何台か設置しようか検討します。

解体作業はまだ序盤。とは言え、2階の和室4部屋は「土壁」も「天井」も崩し終えて、いよいよ今日から1階の解体作業が始まります。

とその前に、2階の和室4部屋に残された「畳」を撤去。しかし、この作業が本当にキツかった。この物件の畳、「本畳」という高級な「畳」だったのです。その重厚感たるや想像以上でとにかく重い。そして大きいので持ちにくい。その「本畳」が24枚。2階から1階まで階段を下って、数十メートル離れたトラックまで運ぶ。1枚を運ぶにも相当の体力を消費するのに、それが24枚。

全ての搬出作業を終えた時、「腕が上がらない」という状況を久しぶりに味わいました。午前の作業にして本当に限界まで筋力を使い果たした、という感覚を覚えました。もうバテバテ。しかし、これから工事が進んで2階の4部屋の改修が終わった後、もう一度、24枚の「本畳」を今度は2階へ搬入するという作業が残っています。今から考えても気が億劫になります。

搬出作業を終えた時、こんな大変な作業をもう一回するくらいなら「畳なんて止めてフローリングにしようかな?」という邪念も一瞬は頭をよぎったのですが、搬出される「本畳」を眺めていると、この年月を経た味わいは「畳」でしか味わえないと思い、考えを改めました。せっかく「古民家」を購入したのに床がフローリングなんて格好がつきませんから。

午後からの作業は1階の解体作業。出入り口付近から階段の壁を解体。作業空間が一気に広くなったこと、そしてドア付近の壁を壊したことで外からの涼しい風を室内に入れることが出来るようになったので、心なしか作業効率が良くなったような気がします。

作業場の広さや風の通り道、そして扇風機。労働環境はちょっとした導線やアイディアで快適にすることが出来るのですね。わかっていたつもりではありますが、こうやって身体で直接で体感できると、それを強く感じることができます。本日も工程を順調にすすめることができた良き1日でした。